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シンボルを解く:中世7つの学問 自由芸術(リベラルアーツ)

投稿日:2017-04-29 更新日:

 

キリスト教は7が好き。

誕生日が7並びなので(77/7/7)7には敏感だ。

 

誕生日を伝えたら敬虔なキリスト教徒のおばあちゃまに「聖書では7はすごく大事な数なのよ」と教えてもらった。

80歳でイタリア語の勉強を初めたメアリーおばあちゃま

 

 

 

ジョットーの鐘楼は7つずつのパネルでできている

フィレンツェではジョットーの鐘楼が7でできている。2段のパネルは7枚ずつ。他にもここには7が隠されてるけど、それは別の機会に・・・

今回は7つのパネルのうちの上段を紹介上段キリスト教の神学で重要な要素、いわば哲学のような概念的なものが表現されている。対して下段は聖書の「創世記」から人間の成長を表現。

上段のパネルはひし形で青の背景。1340年代にアンドレア・ピサーノ工房が作った。

 

 

西側が7惑星。

左の土星から始まり右端の月まで、天動説で考えられていた7惑星が並ぶ。現在でも占星術ではこの概念に基づいている。

土星が一番大聖堂(教会=神の家)に近い。理由は後述。

 

 

 

南側がキリスト教7つの美徳

キリスト教には3つの対神徳4つの枢要徳があるという思想に基づく。(今回は取り上げない)

枢要徳タロットにも登場します。

 

 

東側が今回取り上げる7つの自由芸術(リベラルアーツ)

これも三学と四学に分かれる(後述)。

 

 

ちなみに北側がキリスト教7つの秘蹟。外では見えないので、じっくり見たい方はドゥオモ附属博物館でどうぞ。

こちらはドゥオモ附属博物館で展示されている北側のパネルの一枚、洗礼

 

7つの教義:洗礼、堅信、告解、聖体拝受、結婚、叙階、終油。

 

 

ということで7X4のパネルでできている。

西側(大聖堂側):7つの惑星

南側(シニョーリア広場に向かう方):7つの美徳

東側(ジョットーの鐘楼入り口):7つの自由芸術

北側(大聖堂の陰で見えない):7つの秘蹟

 

じゃぁ、なんでこんなに7ばっかり出てくるのか。次回解説。

 

続く・・・

(2017/4/30)

7はどういう意味があるのか?(概要)

7つの自由芸術:内容とシンボリズム

隠れ7つの自由芸術

終わり。

(加藤まり子 筆)

 

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