政府公認観光ガイドってなに?
よく聞かれるのでこの質問にお答えしておきます。
イタリアでは美術館や歴史的建造物の案内は、所定のコースを修了し試験に合格した人だけに許可されています。
コースは800時間の歴史や美術、考古学、各施設の詳細など多岐に渡り、イタリア人でも難関と言われるほど。そして全員、外国語を最低でも1ヶ国語を習得していなければいけません。
この資格なしで観光客を案内した場合、罰金の対象になります。
日本語、英語、イタリア語でのご案内が可能です(普段は英語がメインです)。
日本の通訳案内士の資格も保持していますので、英語、イタリア語で日本美術の案内も可能です。2017年9月〜2018年1月までウフィツィ美術館で「日本のルネサンス展」と称して狩野派、土佐派、長谷川等伯、海北友松などが展示されます。
2回目の大学生活では日本美術史を専攻。
卒論は「日本絵画の異文化での効果的な展示解説方法ついての考察」、海外観光客に向けてどのように日本美術の魅力を伝えていくかということを点に論じました。
今回のウフィツィ美術館での展示はヨーロッパ初のこの分野での展示。イタリアはもちろん、ヨーロッパから訪れる日本美術愛好家にも伝えていきたいと思っています。
日本美術、日本文化についての英語、イタリア語での解説をご希望の方はこちらからお問い合わせください。
詳細のプロフィールと経歴、資格はこちらをご覧ください。
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