経歴：フィレンツェへの道のり

イタリアに初めて来たのは2013年のゴールデンウィーク。たまたまフィレンツェでアメリカ人がセミナーをするということで、半分観光、半分セミナーのつもりで来ました。結局セミナーはキャンセルされ、1週間みっちりフィレンツェ観光に費やしましたが、

全然見足りなかった

のです。

そして次の年、36歳。

マリリンモンローも

ダイアナ妃も

36歳で死んだ。

これからの私は余生だ。

と思い、会社を辞めました。仕事は大変だったとはいえ、恵まれた環境で大きな問題があったわけではありません。ただ

いままで働いて14年、あと14年働いたら50歳。役職についていても、これが生涯をかけてする仕事ではない。

と思ったのです。そこで、

残りの人生で自分のするべきことにギアチェンジをしていきたいと思いました。

なぜフィレンツェか。一番大きな理由は大好きな二人の男に会いたかったからです。

画家　ボッティチェリ　と

哲学者　マルシリオ・フィチーニ。

私の人生はこの2人の男を追いかけたところから変わってしまいました。

続く。