コロナウィルスの報道続きで気が滅入りますね。
ヨーロッパでは14世紀(1300年代 室町時代)にペスト(黒死病)が大流行。人口の半分が犠牲になったと言われています。
そんなペストが大流行したフィレンツェで1396年に実際にあったお話をTwitterで公開したところ、たくさんの反響をいただきました。
ペストに負けない、心温まるラブストーリーをまとめてご紹介します。
大聖堂の地下墓地に埋葬されたジネブラ。しかし、彼女は実際には仮死状態で本当は生きていた。真っ暗な地下墓地。周りは全部死体。ギャーッ!と這々の態で地下墓地から脱出。近くにあった婚家に駆け込む。
— 京大卒フィレンツェ公認ガイド 加藤まり子 (@mariko77kato) 2020年3月5日
「フランチェスコ(夫)!私よ!ジネブラよ!入れて」と言うが夫は…
続く#フィレンツェ pic.twitter.com/lvh05WaAc2
アントニオとジネブラは愛し合っていたが、家柄が違うと結婚できなかった。
— 京大卒フィレンツェ公認ガイド 加藤まり子 (@mariko77kato) 2020年3月6日
「アントニオ!私よ、ジネブラ」
「ジネブラ!よく生きていた!」アントニオはすぐに家に入れて、家族と一緒に介抱した。
元気になったジネブラとアントニオは結婚の意思を固めた。しかし…
続く#フィレンツェ pic.twitter.com/pG7wknLiUk
教会は、妻を幽霊と言ったのは夫が妻の死を認めたのだと認定。妻の死によって前の結婚は無効となった。ジネブラは晴れて愛するアントニオと結ばれ、末永く幸せに暮らしました。めでたし、めでたし♡#フィレンツェ 1396年ごろ。
— 京大卒フィレンツェ公認ガイド 加藤まり子 (@mariko77kato) 2020年3月7日
愛はペストにも打ち勝った話。 pic.twitter.com/mRNPkZN1a2
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