2/16 東京都美術館「ウスター美術館 展」見学
2/16に東京都美術館で開催される「ウスター美術館」展の見学に行きます。
今回の展示は印象派を中心とした展覧会です。
印象派はモネやルノワール、シスレー達で1871年パリで始まりました。しかし、当時のヨーロッパはアカデミーが画壇の中心で、それと真逆の技法を用いる印象派は当初受け入れられませんでした。アカデミーでは歴史画と呼ばれるキリスト教やローマ神話、ローマ時代の英雄を描いた作品が高尚な作品と見なされ、同時代のものを描いた作品は価値が低く見なされました。印象派は歴史ではなく「今」のパリを描きました。モネの「睡蓮」やルノワールの人物像が有名ですが、走り始めたばかりの鉄道の「駅」やできたばかりの「オペラ座」に集う人々も対象となりました。
パリで受け入れられなかった印象派でしたが、伝統を背負わないアメリカで販路を見つけます。数多くの印象派の作品が海を越えアメリカに渡りコレクションされました。またアメリカ人による印象派も描かれるようになります。今回の展示ではこういった背景を踏まえて印象派を鑑賞したいと思います。
開催概要
日時
2/16(金)18:00〜
参加費
3700円(美術展チケット代込み)
定員
3名→残1名
注意事項
- 美術展内では大きな声では話せないため、休憩スペースで時間をとります。
詳細な解説やご質問はそちらでゆっくりお話ししたいと思います。 - 時間は目安です。混雑具合によって多少の前後があることをご了承ください。
- チケット代は参加費に含まれています。
お申し込み
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