誰も知らないフィレンツェ

ジネブラとアントニオ:フィレンツェ発ペストに打ち勝ったラブストーリー

コロナウィルスの報道続きで気が滅入りますね。 ヨーロッパでは14世紀(1300年代 室町時代)にペスト(黒死病)が大流行。人口の半分が犠牲になったと言われています。 そんなペストが大流行したフィレンツェで1396年に実際にあったお話...
フィレンツェ

帰国しています。日本での活動一覧。

一部SNS等でお知らせしていますが、2017年9月より日本に帰国しています。 現在は東京で西洋美術史講座を開催中です。 美術史講座 美術館が楽しくなる!西洋美術史基礎講座 ギリシャ時代〜ポスト印象派 毎月第4日曜日 11:00〜13:00...
シンボリズム

7つの美徳、ふたたび・・・7つ全部揃ったよ

以前7つの美徳についてこんな記事を書いた。 7つの美徳というのは中世キリスト教でよく取り扱われた美徳。 3つの対神徳(神様への美徳)と4つの枢要徳(人間としての美徳)の7つで構成される。 よく美術作品でも見る画題。アトリビュートと...
誰も知らないフィレンツェ

人を信じることと頼ることと・・・グッチ・ミュージアム建物にあった「7つの美徳」

人を信じること。 そして信じて頼ること。 元来私はこれがとても苦手。 結局人に頼れないからお金に頼る、という方法を取っていた。 人にお願いできないから、必死にお仕事して、お金でお願いする、という今で考えると悪...
シンボリズム

私は誰でしょう?オルサンミケーレ教会の天井より旧約聖書のヒー ロー

西洋美術、特に中世美術を見る時に知っていると役立つ特徴をお届けします。 フィレンツェの真ん中に位置するオルサンミケーレ教会の天井より1枚。 ゴシック建築は交差ヴォールトが多く、このように人物が描かれていたりします。 さて刀と首...
誰も知らないフィレンツェ

肉体とは魂を運ぶ馬車:バルジェッロ美術館「若き新プラ トン主義者の胸像」

フィレンツェにあるバルジェッロ美術館。 刑務所としても使用されたこの建物は1800年代に再発見されて、彫刻美術館として生まれ変わった。 建築は1252年。ポデスタと呼ばれる外国(近郊都市)からの長官のため...
未分類

海外観光客に日本美術の魅力を伝えたかったんです。卒論をご紹介

いまでこそ「フィレンツェ観光ガイド」としてルネサンスを紹介していますが、もともと日本美術史を勉強していました。 大学は2回行っています。1回目は京都大学で法学部を2000年に卒業。 2回目は社会人をしながら通信教育学部で日本美術...
誰も知らないフィレンツェ

芸術家たちの自画像 絵に描き込まれた画家自身

映画「インフェルノ」でも使用されたヴァザーリの回廊は画家の自画像が飾られるギャラリーである。特別予約が必要だが、メディチ家の大公たちやヒトラーが通った道であり(トム・ハンクスも)、この回廊が第二次世界大戦中にフィレン...
イタリア旅行

ロマネスクが好き ヴェローナへの旅

観光ガイドの勉強中はフィレンツェの街の外に出なかったので、久しぶりに小旅行に行ってきた。 前から行きたいと思っていたヴェローナ。ロミオとジュリエットの舞台となった街だ。 ...
経歴

経歴:フィレンツェへの道のり

イタリアに初めて来たのは2013年のゴールデンウィーク。たまたまフィレンツェでアメリカ人がセミナーをするということで、半分観光、半分セミナーのつもりで来ました。結局セミナーはキャンセルされ、1週間みっちりフィレンツェ観光に費やしましたが、 ...
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