今日は国立西洋美術館の常設展の見学ツアーでした。
常設展には15世紀フィレンツェの作品が色々展示されています。
この作品、実は背景がフィレンツェなんです!
アルノ川にかかる橋、画面左下には大聖堂とブルネレスキのドーム、ヴェッキオ宮殿が見えます
東京にいながらフィレンツェに行った気分味わえます。
この作品が描かれたのは1480〜85年。レオナルドやボッティチェリがフィレンツェで活躍した時代です。
描かれているのは磔刑図と聖母マリア、聖ヨハネ。その2人が慰めているのは家族を亡くした2人です。光輪があるのが聖人、ないのが寄進者(人間)です。
小さく描かれているのは聖書の物語です。亡くなった家族に対しての変わらない愛情と深い悲しみが感じられる作品です。
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