闇だからこそ見えるもの〜プライス・コレクションを通して

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日曜美術館でプライス・コレクションの東北での展覧会の様子が取り上げられていました。

選 東北に届け 生命の美 〜アメリカ人コレクター 復興への願い〜 - 日曜美術館
4月に93歳で亡くなった江戸絵画コレクター、ジョー・プライスさん。今や日本美術の中で随一の人気を誇る伊藤若冲を発掘。独自の審美眼で、江戸時代の絵画に光を当てた。東日本大震災の時、アメリカのテレビニュースで被害の様子を目の当たりにし、東北に美の力を届けたいと、2013年、仙台、盛岡、福島をめぐる展覧会を開催。プライスさん...

忘れられていた画家、伊藤若冲をもう一度見出したことがよく知られています。東北での展覧会は震災で被害にあった方々の力になるようにとプライスご夫妻が企画されたものだったそうです(2013年の再放送)。

その中で敢えて暗くして見る、という試みをされていました。当時の灯りに近い形で見るのが正しいのでは?という観点です。

そうすると本来見えていたものが見えてくる…

写真は長谷川等伯の「松林図絵屏風」をろうそくで灯す試みをされた時のものです。

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