フィレンツェ勉強会 第7回「マニエリスム第2回とシニョーリア広場」
毎月開催しているフィレンツェ勉強会。
前回に引き続き、マニエリスムを学びます。
マニエリスムとシニョーリア広場について
マニエリスムは16世紀の半ばから始まった芸術の様式です。
15世紀末から16世紀初めにかけて、三大巨匠のレオナルド、ミケランジェロ、ラファエロがルネサンス様式を極めました。
その後に続いた芸術家たちは巨匠たちの技法を受け継ぎつつ、さらに強調した様式を生み出しました。
ミケランジェロの絵画に見られるような色使い(玉虫色/カンジャンテ)や体の捻り(トルシオーネ)、また高度な教養を求められる内容が特徴です。
今回は2月にカバーし切れなかったイタリア各地の画家コレッジョ、パルミジャニーノ、アルチンボルドを取り上げます。
この様式はフィレンツェから始まり、イタリアの各地、またイタリア人画家たちを誘致したフランス宮廷にまで広がりました。
それに加えてシニョーリア広場のペルセウスやサビニの女の略奪、ネプチューンなど、マニエリスム時代の傑作を取り上げます。
シニョーリア広場を飾る「ペルセウス」や「サビニの女の略奪」は次の時代、バロックに繋がる特徴が見られます。どのような点がバロックに繋がっていったのかについても学んでいきたいと思います。
フィレンツェ勉強会について
フィレンツェ勉強会は前回からゆるく繋がってフィレンツェの美術史を学びます。
10月から15世紀を扱い、年明けから16世紀に入っています。
今後、ヴェッキオ宮殿やウフィッツィ美術館の建築、大聖堂ドームの天井画などを話していきたいと思います。
ご希望の会だけでも、継続してでも楽しんで聞いていただけます。
西洋美術の中心となるイタリア美術史をぜひ一緒に勉強しましょう。
今回取り上げる作家たち
- コレッジョ
- パルミジャニーノ
- アルチンボルド
- チェッリーニ
- ジャンボローニャ など
開催概要
日時
2024/3/24 17:00〜18:30
対面での開催
場所:上野近くの会議室(お申し込みの方に詳細をご案内します)
参加費:4500円
定員:4人
オンライン開催
場所:オンライン(リンクはお申し込みの方にお知らせします)
参加費:3000円
含まれるもの
- 資料(対面は紙、オンラインはPDFです)
- 録画(2週間程度視聴可能です)
終了後、ご希望の方と食事に行きます。(飲食代実費)
ご希望の場合は申し込み時にご連絡ください。
お申し込み
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